東京通信大学TOU-1年1学期の感想

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1年1学期

受講前

 履修⇨13科目履修。
 ネットにいろいろ書き込まれている履修ヒントを念入りに吟味し、アカデミック・アドバイザーという専門の相談員の方とオンラインでやりとりしたりしながら、確保できる勉強時間も考えながら、自分の興味のあることになるべく近い科目を厳選して履修登録できました。特に、オンラインでの資料が充実していたのと、履修に関してアカデミック・アドバイザーさんのヘルプがあったので、苦労なく履修登録できました。
 ここで、1学期分の履修登録だけをするのではなく、1年間を通した学習計画をたてて、2学期以降に履修したい授業を「仮登録」しておくことができますので、4学期までの履修予約も済ませておいたほうが良いです。まず1学期が終わってから2学期が始まるまでにスクラッチから履修計画をたてなおして、履修登録するのはかなりたいへんなので、先にあるていど目星をつけておく(英語1なら英語2が続いて存在するなどの講義は先に仮登録したおくなどする)と、次学期の準備がすごく楽になります。

受講

 かなり授業に集中し、配布資料への書き込み、マーカー、ノート作成をなるべく手を抜かずに頑張った結果、テストではかなり余裕を持って回答できました。通勤時の電車の中でも受講できる云々と宣伝しているようですが、常に集中できる環境をつくって受講していたので、そういうことはしなかったです。
 その他、参考図書として指定されていた本を実際に読んだり、国立国会図書館へいって論文を閲覧したりといった動画の閲覧とオンラインでのテストの実施という枠に囚われない行動をふんだんに取った結果、充実した学期を送ることができたと思います。

受講終了

 結果⇨13科目単位取得
 全く手に負えないといった科目は1つもなく、すべての科目が、難しくても考えれば分かるものや、しっかり準備すれば乗り切れるものばかりでした。履修登録の際に、いろいろ調べて、適当にやらなったのが功を奏しました。
 また、勉強をすすめていくと、あきらかに苦手な科目がわかってくるので、授業の配信スケジュールに沿って、配信が始まったら、まず苦もなくできる科目をすべてやっつけてしまい、最後に行くほど苦手な(要するに十分に集中しなければいけない)科目を追い詰めていくという戦法で乗り切りました。
 また、単位認定試験のときに、テストではなく、論文の課題などが出ていることがあり、そういうった課題は、単位認定試験のかなり前から課題などが告知されるので、単位認定試験の時期になったときには、回答がすでにできているくらいにあらかじめすべて作り終えて準備をしておくと、余裕をもって単位認定試験のほうに注力できると思います。

今学期に受講した科目

アカデミックリテラシー情報リテラシーⅠ 情報基礎A
プレゼンテーション基礎英語A実践英語A
知的生産の技術 生物学概論A運動と健康A
情報社会論Ⅰ 経営学入門Ⅰ初級プログラミングⅠ
社会情報処理Ⅰ

【必須】1.アカデミックリテラシー (鈴木 範子)

 この科目は、TOU(東京通信大学)での学習のチュートリアル的なもので、大学で学ぶこととはどんなことかというところから、TOUでの学習の概念とオンラインでの学習に使うシステムなどの使い方の説明などがある。

【参考図書】アカデミックリテラシー
 イラストで学ぶスタディスキル図鑑:自ら学習する力をつける 単行本

【選択】2.情報リテラシーⅠ (鈴木 範子)

 主にPDF資料のみでテストを突破できる。

【選択】3.情報基礎A (土屋 陽介)

 PDF資料と基本情報技術者試験ドットコムからの出題。

【選択】4.プレゼンテーション (高木 美也子)

 前半は小テスト、後半は実際のプレゼンテーションを自作し、それを知人に披露して、評価表を書いてもらうといった課題がある。また、ディスカッションボードという専用の掲示板に意見を書き込むような他の生徒と交流をする課題もある。

【選必】5.基礎英語A (坂本 美枝)

 各回の第1講目は動画、2・3・4講は、英語教材を聞く、聞いた単語をタイプする、聞いた会話を自分で言ってみるという3段階の英会話ソフト(EnglishCentral)を使う。小テストもあり。ディスカッションボードあり(発言とコメント)。

【参考図書】基礎英語A
 表現のための実践ロイヤル英文法(音声DL付)

【参考図書】基礎英語A
 オックスフォード実例現代英語用法辞典 <第4版> Practical English Usage (Fourth Edition) 単行本(ソフトカバー

【選必】6.実践英語A (小田弘美)

 基礎英語と同じ授業構成に
 ただし、基礎英語よりもPDF資料に沿った出題がある。
 ディスカッションボードあり(発言とコメント)。

【選択】7.知的生産の技術 (高橋玲)

岩波新書の同名の書籍とリンクした授業。
授業内容が非常に興味深く、新書も一気に全部読んだ。
小テストなども多くはこの新書から出題されるが、
授業をちゃんと聞いて資料を読んでいれば新書を買う必要はない。

授業のベースになっている書籍】知的生産の技術
 知的生産の技術 (岩波新書) 新書

【選択】8.生物学概論A (高木 美也子)

 生物学概論はAもBもすごく興味深くて「ためになる」授業。
 免疫機能の話など高校までの教育ではできないトピック。
 テストではほぼPDF資料だけで乗り切れる内容。

【参考図書】生物学概論A
 生物学入門 (大学生のための基礎シリーズ) 単行本

【選択】9.運動と健康A (植田 美津恵)

 テストがいちいち意地悪いのと自分の興味とはかけ離れている内容だったのでNG。これのせいでBを受講するのをやめた。

【必須】10.情報社会論Ⅰ (加藤 泰久)

 映像を見ていてもわからない問題や、映像資料にしか出ない資料などが多数ある。問題は意地悪く、問題文の単語をPDF資料のほうで検索できないような単語の変換などを行っており、全体として意地の悪い印象。そういう考えの講師の授業が面白いはずがない。完全にNGだが必須科目なのでしょうがなく受けたという感じ。

【参考図書】情報社会論Ⅰ
 コンピューター&テクノロジー解体新書 単行本

【必須】11.経営学入門Ⅰ (湯川 抗)

  PDF資料が充実していて、テストも素直。なので理解度が他の授業より深く学習できる。受けやすい授業。

【参考図書】経営学入門Ⅰ
 経営学入門 上 第2版 新書

【参考図書】経営学入門Ⅰ
 問いからはじめる 現代企業 有斐閣ストゥディア

【必須】12.初級プログラミングⅠ (中谷 祐介)

 Web上の仮想開発環境+実行環境を使ったJava言語の講義。
 プログラミングの経験者には簡単すぎる内容。
 注意事項としてはTOUが提供しているオンラインの開発環境は試験期間中は使用できなくなること

【必須】13.社会情報処理Ⅰ (廣瀬 毅士)

 今後でてくる社会調査などの科目の序章的な科目。いろいろ数式などもあって難解ではあるが、受ける価値のある授業。

【参考図書】社会情報処理Ⅰ
 社会調査のための統計データ分析

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