セブ ・ 成田 帰国 手順 メモ 2020年 10月 「 Medical Certificate 」 取得編

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シリーズ「セブ 発 成田 行き 帰国 手順 詳細 解説」
Medical Certificate 取得編

Medical Certificate 取得編

まずは フライトを 予約

 筆者が日本へ帰国することを決めたのが8月。9月の時点で10月5日にセブ発成田行きのフィリピン航空(PAL)の直行便があったので、早速何度でもフライトが変更できるオープンチケットでビジネスクラスを予約。そして2週間後あっさりPALからキャンセルのお知らせが(泣)。
 そしてめげずにとりあえずマクタン・セブ国際空港(MCIA)の第一ターミナルの2階にあるフィリピン空港のチケットセンターへ行って、フライトの変更手続き。この時点では次のセブ行き成田発の直行便の予定が未だ決まっていないとのことで、アナウンスが出るまで待つように言われました。
 実際、この時点では、メディカル・サーティフィケイト が必要なことは全く知りませんでした(汗)。

10月30日のフライトが出た

 おとなしく待っていると、さらに1週間ほどしてPALから10月のセブ発成田行きの直行便は30日のみとの発表があったので、さっそくまたMCIAのPALチケットセンターへ出向いてみたところ、10月30日のフライトを予約できました。その時点で、フライトの当日には、72時間以内に取得したメディカル・サーティフィケイトを持ってくるように言われました。

MCIA内でも Medical Certificate 取得できる?

 MCIAの利用手順を見ると、MCIA内にもメディカル・サーティフィケイトが取れる場所があるようなことが書いてあったので、チケットセンターの人に出発の日の当日の夜中に来て取れば良いのか? と聞いた処、「いや、今住んでいるバランガイに行って取ったほうが良いよ」との返事。なんだか煮え切らないままその日はチケットだけ変更して帰宅しました。ここまでは別に大した英語の知識もいらないですし、チケットセンターのフィリピン人のお姉さんは日本語が達者だったので、ぜんぜん問題なく済みました・・・(汗)。

メディカル・サーティフィケイト取得の準備

1日で取れると思ったら大間違い

 メディカル・サーティフィケイトについてMCIAのウエブサイトの説明と、PALのチケットセンターで受けた説明が食い違っている点を含めて、さっそく翌日に、フィリピン人のスタッフたちに聞いたところ、なんとバランガイのヘルスセンターで親戚が働いているという人がいたので、詳しく聞いてもらうことに。

え?20日前からの準備が必要??

 筆者の場合、フライトまで十分な日数があったから良いようなものの、こんなもんフライトの直近で知らされたら飛行機に乗れないところでした。手順としましては、以下のようになります。

予約から実際の申込み開始まで。まずはバランガイ・ヘルスセンターへ

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早朝のラプラプ市バランガイ・マリバゴのヘルスセンター

 まずは、お住いのバランガイのヘルスセンターへ行って、メディカル・サーティフィケイトを取得したい旨を説明して、申込書に必要事項を記入します。この時点で今後の予定が決まります。このとき、飛行機のチケットがあれば、予定を後回しにされないので、必ず持っていってください。


手続きをする場所

  • 最寄りのバランガイのヘルスセンター

持っていく書類など

  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • エアチケットのプリントアウト(紙に印刷したもの)
  • パスポート
  • 航空券

14日間の自宅軟禁開始

 バランガイのヘルスセンターで指定された日から14日間の自宅検疫と称するロックダウンというか軟禁(笑)が始まります。自主ロックダウン中は、毎日朝と夕方にバランガイから人が来て、検温したり問診したりします

手続きをする場所

  • 自宅

コラム:ころころ変わるルールその1

 以前は、このLSIを渡されて自分で14日間分の記録を記入すれば良かったらしいのですが、今は、検査する看護師が毎日自宅に来て検温と問診をして、本人がちゃんと自宅で検疫隔離をしているかどうか確認するそうです。

14日間の軟禁が終わったらついに手続き開始

朝バランガイのヘルスセンターへ

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あかちゃんの予防接種に来たお母さんたち。ここで注射してもらう(汗)

 ここで再度、バランガイのヘルスセンターへ行くと、14日間に渡って朝と夕方に記録した体温などの情報が記入された申込用紙(LSI)を渡してくれます。筆者が行った日は、赤ちゃんの予防接種の日だったらしく、早朝からお母さんたちが赤ちゃんを抱えて待ち行列を作っていました。この黄色い服のあかちゃんは今まさにここで注射されます(汗)。


手続きをする場所

  • 最寄りのバランガイのヘルスセンター

持っていく書類など

  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • 上記カードのコピー1枚
  • パスポート
  • パスポートのコピー1枚
  • エアチケット(航空券)のプリントアウト

渡される書類など

  • メディカル・サーティフィケイト申込書(LSI)
Barangay LSI バランガイ・ヘルスセンター発行のLSIこれに2週間分の体温などの状況を毎日担当者が記入していく。

いざバランガイ・ホールへ

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ラプラプ市・バランガイ・マリバゴのバランガイ・ホール内

 バランガイのヘルスセンターでLSIなる申請書を受け取ったら、それと必須書類を持って早速バランガイホールへ行きます。バランガイ・ホールと、バランガイ・ヘルスセンターは同じ場所にある場合もありますが、ちょっと離れた場所にある場合もあります。筆者の最寄りのバランガイの場合は、車で行ったほうが良いくらい(大した距離ではないですが)離れています。


手続きをする場所

  • 最寄りのバランガイ・ホール

持っていく書類など

  • メディカル・サーティフィケイト 申込書(LSI)
  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • 上記カードのコピー1枚
  • パスポート
  • パスポートのコピー1枚
  • エアチケット(航空券)のプリントアウト

渡される書類など

  • バランガイ版 メディカル・サーティフィケイト
barangay medical cert バランガイ・メディカル・サーティフィケイト

コラム:コピーは何枚必要?

xeroxcopy パスポートと身分証明証のゼロックス・コピーはこの手続中に数枚必要になります。バランガイのヘルスセンターやバランガイホールには近くにゼロックス屋さんが無いところも多いので、行く前に予め用意していった方が良いです。ラプラプ市のシティホールには、LTOとヘルスセンターの後ろ側にゼロックス屋さんがありますので、利用できます。コピー料金はだいたい1枚2ペソくらいです。

ここからが本番!?
市役所発行の Medical Certificate

 これで日本に帰るために必要なものは全部揃ったと喜んでいたのもつかの間。バランガイの人に「あとは警察署に行ってポリスクリアランスを取ってきて、シティホールでラプラプ市発行のメディカルサーティフィケイトを取りなさい」とのこと・・・(汗)。「は!?いや、わたしはトラベル・サーティフィケイトを取りたわけじゃないんですけど・・・」と説明するも、「これが新しいルールです」の一点張り(泣)。フィリピンの一点張りはもうこれ以上何を言っても打つ手が無いことを意味しますので(汗)、しかたなくラプラプ市のシティーホールへ行くことにしました。

ラプラプ市役所横のヘルスセンターへ

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まずは、このふんぞりかえって座っているおじさまにヘルスサーティフィケイトを取りに来たと伝えます

 ラプラプ市のヘルスセンターに到着したのが午前10時30分くらいでした。まずは、センターの入り口のドアの前でちょっと偉そうな感じで座っているおじさんに声をかけます。すると、「早く中にはいれ」とのこと・・・。なんで??と思っていたら、中にはいった正面のカウンターにいるおじさんに手招きされて、前に座るように言われました。


ラプラプ市ヘルスセンター内にて

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ラプラプ市の市役所のすぐ横のヘルスセンター

 ヘルスセンターの中のカウンターの中のおじさんに促されるままに椅子に座ると、持ってきた書類を見ながら、今日はなにが必要なのか聞かれたので、「ヘルスサーティフィケイトがほしいです」と答えると、「それだったら、まずはこの市役所の敷地内にあるクリニックへ行って、問診を受けてこいとのこと。問診票をもらってきたらヘルスサーティフィケイトの発行ができる。飛行機のチケットを見るに、フライトは明後日なので、なるはやで処理してやるから病院にまず行ってこい。それにしても、おまえラッキーだったな・・・」????なんでラッキー?と思っていたら、ラプラプ市のヘルスセンターでのメディカル・サーティフィケイトの受付は午前11時までなんだそうです。時計を見たら午前10時55分・・・。午前11時を過ぎたら、受付は翌日になるのだそうです(汗)。いや、ラッキーでした。朝早めに家を出て正解でした。このときに、カウンター内のおじさんが、必要事項のメモを書いてくれますので、それをもらっておきます。それと、バランガイ・ホールで言われた警察署でのポリスクリアランスの取得は、ルールが変わって必要なくなったそうです(汗)。

手続きをする場所

  • ラプラプ市ヘルスセンター

持っていく書類など

  • メディカル・サーティフィケイト 申込書(LSI)
  • バランガイ版 メディカル・サーティフィケイト
  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • 上記カードのコピー1枚
  • パスポート
  • パスポートのコピー1枚
  • エアチケット(航空券)のプリントアウト

渡される書類など

  • 受付のおじさんの手書きメモ(笑)

敷地内のクリニックへ

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クリニック。ここで問診を受ける。PCRテストなどは無し。

 ヘルスセンターで教えてもらった場所にクリニックがありました。ものすごく引っ込んだ裏路地にあってわかりにくいですが、市役所の入り口付近にたくさんある弁護士さんの事務所の並びに1箇所だけ中に入れる道路があり、その路地を進んでいくとすぐに看板が見えます。この1階に入ります。


クリニックの受付で書類を記入

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クリニックの受付で紙に必要事項を記入

 クリニックに入るとすぐに受付のカウンターがありますので、そこでヘルスサーティフィケイトを取りたいと伝えて、ヘルスセンターのおじさんに書いてもらったメモを渡します。受付の人もわかっているようで、すぐに申込書を渡してくれました。料金は350ペソでした


受付後12時30分に来いとのこと・・・

 クリニックの受付で紙を書いて料金を支払ったら、12時30分にまたここへ来いと言われたので、ここでランチをしに外へ出ました。ラプラプ市の市役所から歩いていける場所ですと、ガイサノ・マクタンの真ん前の「Oishi Cebu」さんがあるので、そこまで歩いていくことに。5分くらいで到着し・・・ランチ・・・。

12:30にまたクリニックへ

clinic-3 日本食を堪能したところで12:30になったので、クリニックへ戻ることに。クリニックの待合室で待っていると、名前が次々に呼ばれるので、呼ばれた方へ向かいます。そして、「ここで待ってろ」との指示があった場所の椅子に座って待ちます。一人が呼ばれて医者のいるブースへ行くと、待っている人が座る椅子を1つづつシフトしていきます。
 自分の名前が呼ばれて先生の前へ行くと、いろいろ確認されたあとで、血圧と体温の測定があり、またいろいろ聞かれて約10分くらいで書類を書いてくれます。

手続きをする場所

  • ラプラプ市・市役所敷地内のクリニック

持っていく書類など

  • メディカル・サーティフィケイト 申込書(LSI)
  • バランガイ版 メディカル・サーティフィケイト
  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • 上記カードのコピー1枚
  • パスポート
  • パスポートのコピー1枚
  • エアチケット(航空券)のプリントアウト
  • ヘルスセンターのおじさんにもらった手書きのメモ

渡される書類など

  • クリニックの問診結果

コラム: Medical Certificate を巡ってヘルスセンターで言い合い

 筆者がヘルスセンターの前で順番を待っていると、若いフィリピン人の女性が数名の年配の男性に付き添われてヘルスセンター内に入ろうとしていました。しかしこの女性は手順を踏んでいないので、ドアのところでふんぞり返っているおじさんにかなり大声で止められ、何の用だ!と言われていました。
 そして、女性の話に耳を傾けていると、どうやら「明日のフライトにヘルスサーティフィケイトが必要だということを今日知らされた、なんとかしろ!」と言っているようで、そんな横柄な物の言い方をしたら、例のふんぞり返りが怒るんじゃないかと思っていたら、案の定言い合いに発展してしまいました。
 ふんぞり返りおじさん曰く、「誰を何人伴って来たって答えは一緒、午後の1時過ぎに来て今日中に書類出せだなんて到底無理。もしも本当に今日はじめて会社から言われて知ったと言うなら、証拠をもってこい」と。ううん正論ですけど・・・そんな書類取りに帰ったら絶対に完全に間に合わなくなるんじゃ・・・(汗)。
 それにしても気の強い女性で、一歩も引かないで怒鳴り合っています。でも、そんなことやってる暇があったらすぐ別の手を打ったほうが良いのに・・・。と思いました。だから小役人と喧嘩なんかしちゃだめなんです

再度ラプラプ市のヘルスセンターへ

health center クリニックで先生に問診結果を書いてもらい、それを持って再度ヘルスセンターへ向かいました。ここで、椅子に座らされて20~30分くらいの待ちになります。ここでも、クリニックのときと同じように、一人が呼ばれて建物に入ったら、みんな次々に席を前の方へうつっていきます。だいたい20~30分待って建物の中へ入れました。


中に入ったらまた椅子が・・・でも爆速で進む

health 建物の中の椅子に座ると、こんどはものすごい勢いで名前が呼ばれて、写真の左前にあるブースに呼ばれます。呼ばれるのですが、書類などを渡している感じではないので、ちょっと不安になりながら待っていると、すぐに自分の番が来ました。建物に入って椅子に座ってからものの数分でした。


持っていく書類など

  • クリニックでもらった問診結果
  • メディカル・サーティフィケイト申込書(LSI)
  • バランガイ版 メディカル・サーティフィケイト
  • フィリピン発行の運転免許証かACR-Iカード
  • 上記カードのコピー1枚
  • パスポート
  • パスポートのコピー1枚
  • エアチケット(航空券)のプリントアウト
  • ヘルスセンターのおじさんにもらった手書きのメモ

渡される書類など

  • 4時に来いと書かれた紙切れ(笑)

Medical Certificate 今日の4時にまた来いや!

 持っている書類を全部見せると、必要なものだけピックアップして、足りない書類があれば指摘してくれます。筆者の場合、この時点で足りない書類は無いということで、すべての必要書類が揃ったということで、今日の午後4時にメディカルサーティフィケイトを受け取りに来いと言われて放免されました(汗)。
 指定された午後4時ですが、受け取り人は、本人でなくても誰でも良いそうです。受け取る人のIDのコピーかなにかを持っていってもらえば確実です。

持っていく書類など

  • 申請者のIDのコピーなど(本人が受け取りに行く場合はコピーでなくてOK)
  • 指定の時間(筆者の場合4時)がかかれた紙切れ

渡される書類など

  • ラプラプ市発行の メディカル・サーティフィケイト
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ラプラプ市発行のメディカル・サーティフィケイトのサンプル

Medical Certificate 取得に注意点などいろいろ

 今回は、 筆者が 自分で メディカル ・ サーティフィケイトを 取得した 際に 行った 全行動の 記録を お届けしました。 ほんの 1ヶ月前に 確認した 取得方法が 変更されていたり、 ルールの 改正が あったりと、 ほんとうに コロコロ変わるのが フィリピンの 行政です。 ですので、 本ブログの 記事は 参考程度に 読んでいただけると 幸いです。 もしも、 ご自分で メディカル ・ サーティフィケイトが 必要に なった際には、 必ず 最寄りの バランガイ ・ ホールか、 ヘルス センターで 先ず 話を 聞きに行って 最新の 情報を 得るように してください。
 特に、空港では72時間よりも新しい書類を求められますので、取得するスケジュールには十分に気をつけてください。あまり前もって取得手続きをはじめてしまうと、早く発行されて使い物にならなくなったりしますので、お気をつけください。このへんは、バランガイの担当者とよく話し合ってください。
 また、筆者が行く先々で目撃したのは、職員に友達や親戚がいるヤカラがどんどん列を無視して優先的に処理されていたことです。さすがフィリピンとしか言いようが無いのですが、フィクサーは使ったもの勝ちです。そういう場面を目撃しても、絶対に喧嘩なんかしないほうが身のためです。「ああ、フィクサー使ってやがんなクソが」くらいに思っておけば良いです。
 最後に1つだけ注意点を。バランガイやシティホールの職員は得てしてクソ生意気な態度を取ってくることが多々ありますが、この小生意気な小役人と喧嘩してもあなたにはなんの特もありません。それどころか、その場で言いまかせたとしても、根に持たれて、必要な書類をもらえなかったり、わざと更に無理難題を押し付けてきたりすることもありますので、フィリピンでは役人と喧嘩をしたり険悪なムードを作ることはなるべく避けることを強くおすすめします。こちらがニコニコしていれば相手も気がほぐれて笑顔になります。

さいごに

 実際に朝の8時にバランガイに行って全部終了したのが夕方の6時でしたが、これは日本人一人では多分無理だったと思います。なにしろ細かい齟齬や間違いが多いので、いちいちネゴシエーションをして回らないといけないので・・・。
 ビサヤ語が流暢に話せたとしても、ずっと住んでいるフィリピン人が一緒にいてくれると、市役所やバランガイホールでは一人くらい知り合いが働いていたりするものなので、できれば、少しくらい料金を払ってでも知り合いのフィリピン人に一緒に行ってもらったほうが良い(無難)と思います。筆者のように社員を抱えている人なら、一番中の良い信頼できるフィリピン人の社員と一緒に行くことをおすすめします。

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