フィリピンで韓国系造船会社 韓進重工業が破綻-銀行口座を守れ!

韓国系造船会社が破綻

フィリピンのルソン島サンバレス州にある スービック経済特別区に進出していた韓国系造船会社の「韓進重工業フィリピンズ(HHIC)」が2019年1月8日地元オロンガポ地裁に会社更生法を申請しました。 債務の総額ですが、これは、過去最高の4億1,200万ドル(約445億円)に達していて、雇用されていた2万人以上の労働者の将来も懸念されています。

 スービック経済特別区は、元々アメリカ海軍基地があった場所です。ここに韓国の造船会社が進出してきていたわけですが、なんともはた迷惑なことに、いとも簡単に経営破綻しやがりました。しかも、その破綻した造船会社を中国資本が狙っているそうで、面倒なことにならないことを祈ります。フィリピン政府は、中国資本にこの広大な土地が渡ってしまった場合、南シナ海と同じように軍港化されるのではないかという国防上の懸念から警戒を強めています。

スービック 造船所

フィリピンの銀行5社との不透明な関係

 この造船会社には、RCBC、ランドバンク、BDO、BPI、メトロバンクの5つの銀行が出資を行っていましたが、どの銀行も担保をとっておらず、この造船会社の運営母体との不透明な癒着が批判を受けているようです。中でもRCBC銀行は、出資の3分の1にあたる1億4000万ドルを出資していたそうで、経営の事実上の破綻や企業合併などの懸念が囁かれています。

我々庶民への影響は?

 ここで気になる私たち庶民への影響ですが、一番大きいのは、この造船会社に出資していたフィリピンの銀行が連鎖倒産したりしないだろうかという点かもしれません。この造船会社には、RCBC、メトロバンク、BPI、BDO、ランドバンクの5行が出資していましたが、RCBCが一番出資比率が多く、この不良債権が経営に重くのしかかってきていることは事実です。もしもRCBCにすべての資産を預けているのでしたら、他の銀行に分散するのも安心材料になるでしょう。今回の不正融資に参加していなかったPNB銀行に口座を作ってみると良いかもしれませんね。

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