初めての動画配信

今回は、YouTubeなどで動画配信を始めたい人のために、必要な器材やYouTubeへの登録方法など参考になる情報を配信したいとおもいます。

動画配信を始める前の準備

器材の話し

 まずは、動画配信をYouTubeで行う際に、なにが必要になるのかをご説明しましょう。大きく分けると、パソコン、カメラ器材編集機材YouTubeアカウントの4種類が必要になります。ゲーム動画などを配信したい場合は、ゲーム画面を取り込むための器材も必要になります。

顔出しなどについて

 動画配信の場合は、必ずしも顔出しをする必要はありません。
今では、アニメキャラなどに自分の表情を乗せて動かすなどのバーチャルユーチューブ(Vチューバー)などもあります。これは、中級以上の装備と技術を必要としますので、今回は説明しませんが、「モーションキャプチャーデバイス」というものが必要だということだけ覚えておいてください。
 どんな動画を配信するのかにもよりますが、動画に自分の声だけを乗せたり、もう声も入れないでちょっとした説明文だけで動画メインでいっても良いと思います。

まずは的を絞って専門性を高める

 動画配信といってもやみ雲になんでも動画をアップすれば良いかというと、そんなことはありません。料理のレポートなら料理のレポート、ドライブの動画ならドライブの動画と、専門性を高めることが重要です。

短い動画か長い動画か

 なにかを紹介したい場合などは、1~2分の短い(見やすい)動画を作りますが、ラジオのDJのように、あなたがしゃべることでなにかを伝えたい動画を作る場合は、ながら作業をしながらでも聞けるように長めの動画を作ります。映像をメインにしたバラエティ番組のような動画を作る場合は10分前後の動画にします。ある動画は1分なのに、別の動画は1時間あるようなばらつきはよくありません。このような場合、チャンネルを分けて、目的をはっきりさせたほうが良いです。
 例外は、ゲームの実況動画やアマチュアスポーツ観戦の動画などです。ゲーム自体、試合自体を動画に取る場合は、30分~1時間の長い動画になりますし、ゲーム中の説明などは5~10分で済みます。このような場合、ゲーム実況とゲーム説明を両方含んだチャンネル、ゲーム実況だけのチャンネル、説明だけのチャンネルと分けていくと見やすくなります。

動画配信について知っておくべきこと

公序良俗に反する内容はNG

 当然ですが、お隣の国をディすりまくったり、個人攻撃をしたりすることは、YouTubeのコミュニティーガイドラインに違反しますので、動画削除の対象になりますし、そういう動画からの収益は期待できません。また、度が過ぎる場合は、チャンネルごと削除されます。
 しかし、なかにはお隣の国をかなりコケにした内容の動画を配信しているにもかかわらず、広告も表示されて、コミュニティガイドラインの規約違反にならないようにうまくやっている配信者の方もいますので、コミュニティガイドラインの内容はよく読んで理解しておくことをお勧めします。

YouTubeでの収益

  YouTubeで収益を上げるには、まずチャンネル登録をしてくれる人が1000人以上かつ過去12ヶ月の動画再生時間が4000時間以上になったときに、はじめて収益化できるための広告をYouTubeが張るかどうかが検討されます。ですので、最初はチャンネル登録者が増えるような動画をUPすることを心掛けて頑張りましょう。

YouTubeの審査に通らない動画の種類

 では、どのような動画が収益化できて、どのような動画が収益化の審査に通らないかというと・・・。

文字スクロール動画

 よくある文字が下から上へ流れるだけの動画ですね。前はYouTubeでもこういう動画でもアップするように勧めていたような気がしますが、今は、このような動画はアップできて何人見てくれても、収益にはつながりません。

マンガ動画

 パワーポイントなどのスライドや、マンガの動画などがこれに当たります。これですとNGですが、スライドショーの前にクロマキーで自分が立って解説するような動画であればOKです。単純にスライドやマンガが繰られるだけの動画がだめみたいです。

著作権侵害

 歌手の歌をUPしたり、テレビ番組や映画をアップするとコミュニティーガイドライン違反になり、チャンネルごとバン(追放されること)の対象になります。また、他のYouTuberのコンテンツを無断で使ったりすることも厳禁です。違反というより個人間でのトラブルの原因になります。

必要機材:パソコン

パソコン本体

パソコンは、低価格低速度のものはNGです。ある程度処理速度の速いものを購入してください。処理速度が遅いと動画の書き出しに時間がかかり、動画編集にも時間がかかります。後述するノイズ対策で、ノートパソコンのほうが良いかもしれません。

外付けハードディスク

これも必須アイテムです。パソコン本体に動画を保存すると、すぐにハードディスクがいっぱいになってしまいます。これを防ぐために、外付けのHDDを購入しましょう。容量はだいたい2TBもあればOKです。インターフェースは、より高速なUSB3.0を選んでください。

必要機材: カメラ器材

まずは動画を撮影する機材が必要になります。水中の様子を撮影する場合と地上での撮影で機材が違います・・・。

水中の動画を撮影する機材

Olympus TG-5
PT-058 水中ハウジング
オリンパスTG-5水中ハウジング
PT-058の組み合わせが最強です。
PG-5は、多彩な水中モードと、マクロ撮影などに威力を発揮する顕微鏡モードなど、スキューバダイビングなどで必要な機能を網羅していまが、地上での撮影でも十分使えます。


地上の動画を撮影する機材

地上で動画を撮影する場合は、HD画質以上の高画質デジタルムービーカメラを用意します。これに三脚をつけて撮影します。予算にもよると思いますが、なるべく高画質のカメラを選択しましょう。

家庭用ゲーム機からの画像取り込み

 ゲーム機に限らず、テレビにつないで映像を映す機器からの画像をキャプチャーする機械のご紹介です。これを使うと、昔のビデオデッキからの画像やプレイステーションなどのゲーム機からの画像を動画に取り込めます。
 パソコンでもできるのですが、非常にCPUパワーを使うので、動画のエンコーディングそのものを外付け機器に任せてしまう方式のほうが安定した画像取り込みができます。
 キャプチャーデバイスにはUSBメモリを装着します。キャプチャーした動画はこのUSBメモリに記録されます。

キャプチャーデバイス接続方法

動画の編集に必要なもの

動画編集ソフト

いろいろありますが、1つのカメラからの画像を編集するのであれば、サイバーリンク社のパワーディレクターが使いやすいと思います。複数のビデオカメラからの映像を同時に編集して1つの動画にするのでしたら、エディウスプロが必要でしょう。また、DVDなどに書き出す場合は、ペガシス・オーサリングワークスが便利です。

YouTube用に動画を書き出す

 パワーディレクターで動画を編集したら、YouTubeにアップロードできるように動画を書き出します。画面上部のメニューから「出力」を選んで動画を書き出します。パワーディレクターはYouTubeに動画を直接書き出すこともできますが、筆者はローカルにコピーを保存しておきたいので、デバイス→アップル→解像度選択でローカルの外付けHDDにいったんファイルを作成し、それをYouTubeにアップロードしています。
 高画質の動画を書き出したい場合は、出力→標準 2D→H.264 AVCを選択してファイルを作成すればOKです。

その他の必要器材

クロマキー

 動画に自分を撮影した動画などをかぶせて撮影する場合などに必要になる器材です。グリーンの布をバックに撮影し、パワーディレクターでクロマキー合成をすればできます。

コンデンサマイク

 動画にナレーションやアナウンスなど自分の声を入れるためには、マイクが必要です。コンデンサマイクは一般的なマイクとして出回っていますが、コネクタの形状に注意してください。PCに接続できるミニジャックのマイクでないといけません。
 また、機種によっては、その場でエコーをつけられるマイクなどもあり、動画の音声にバリエーションをつけるのに便利です。

コンデンサマイクのノイズ

 コンデンサマイクで音声を録音したときに「ブーン」とか「ビー」というノイズ(誘導ノイズ)が入る場合がありますが、これは、パソコンの電源からきている場合が多いので、ノートパソコンであれば、マイクで声を入れるときだけアダプターをパソコンから抜いて、パソコンのバッテリーだけで駆動させると、ノイズが消えます。

YouTubeアカウント

 動画をYouTubeで配信するには、YouTubeアカウントが必要になります。アカウントの作成は簡単です。Googleのアカウントを作成して、その作成したアカウントでYouTubeにログインすれば良いだけです。

YouTubeにログインしたら

 YouTubeにログインしたら、画面の右上に左のようなアイコンが見えると思います。このアイコンをクリックすると、動画をアップロードすることができます。操作はたったこれだけです。
 アップロードした動画は、YouTubeStudioからいつでも編集・削除・公開・公開停止などの管理ができます。

おわりに

 ざっと紹介してきました、動画配信に必要な機材や覚えておかなければならない基本的な事項について説明しました。動画配信はYouTuberの方々のように大金を手にする目的で始める人も多いですが、自社の製品やサービスを世界に向けて紹介したり、自分の趣味を世界に発信したりするのにもたいへん有効な手段ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

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