フィリピン・クオータビザ取得記

 今回は、筆者がフィリピンのクオータビザを無事に取得できたので、そのご報告を兼ねて、横行するクオータビザ被害の被害者をこれ以上出さないためにもクオータビザ取得の真実をご報告したいと思います。

クオータビザを取るに至った経緯

 筆者はもともとフィリピン人女性と結婚していました。そのため、所謂結婚ビザ「13a」を所有しておりました。実は13aビザは、フィリピンのクオータビザ並みに強力なビザで、更新や労働の条件もほぼクオータビザと同じで、快適なビザです。
 しかし、青天の霹靂と言いましょうか。ある顧客からこんな盲点をついた指摘を受けてしまいました。

 「離婚したら効力を失ってしまうのなら、長期のコンサルティング契約はできないね」

 げっ。それはそうです。この指摘は間違っていない・・・汗。でも、交通事故や病気など「その他の理由」で突然契約が継続出来なくなるんてこともあるわけで、そのへんのことをやんわり指摘してみましたが、できる限り想定できるリスクは除外しておきたいとのお言葉に、コンサルティング契約は結果NG・・・泣。
 結構なビッグディールだっただけにショックでした。そんなこと考えもしなかった。考えが甘かったです。そこで筆者は、解決方法をいろいろ考えましたが、そのそも筆者のスキルを使ったコンサルティング契約なので、他のものに代行させることができません。そのため、結局、筆者がリスクの少ない長期ビザを取ることを決意したわけです。

業者を選定

 筆者がまず最初にしたことは、業者の選定です。といいますのも、筆者が結婚手続きから結婚ビザの取得までお世話になったコンサルティング会社が、クオータビザの取得代行をやっているかどうかわからなかったからです。このコンサルティング会社は、日本の投資家がフィリピンで事業をする際に必要なサポートを提供するのがメインの会社で、結婚手続きや結婚ビザの取得代行などは、基本的に日本の投資家などがフィリピンに来たときに必要になる手続きの一部として提供していただけなので・・・しかし、もしそうだとしても、このコンサルティング会社のサポートは非常に高品質低価格であったことは間違いありませんでした。しかも関係各省庁の担当官とのコネクションが本当にしっかりできている印象を受けました。
 しかし、クオータビザは、取得手数料がかなり高額なため、一応、ネットなどでも業者を探すことにしたわけですが、まずいちばん最初に検索結果に出てきた業者のホームページを見て「???」と思いました。この業者、会社概要などといいつつ、なんだかどこの誰だかわからない若者の集合写真を載せて、社員紹介などとノタマウ始末・・・。役員の素性や会社の沿革など一切わからないし、経営者がどんな人物なのかも皆目わからないようないい加減な内容に、あきれはててしまいました。ホームページのどこをどうみても、もっともらしい感じに仕上げている半面、どこにも素性を示すような誠実な情報が乗っていない・・・。素人なら騙されるでしょうね。
 結局、やはりいままでお世話になったところに一度相談してみようと思い、件の会社の社長にメールで聞いてみると、なんとクオータビザもやっていますよとのこと。しかも25年間で相当な数のクオータビザを取得している実績があるとのことでした。
 えっ?クオータビザの取得代行やってるんですか??なんで宣伝しないんですか??と聞いたところ、その会社は、ビザありきのビジネスは考えていないとのこと。邦人がフィリピンで生活する際に、必要な手続きをすべてサポートしているために、ビザ取得に特化するようなことはしないとのことで、非常に感銘を受けた覚えがあります。実際、ビザを取得した今でも非常に頼りになる存在として、お付き合いをさせて頂いております。クオータビザに特化して、ビザとったらはいさようならみたいな会社などに頼まなくてよかったと今でも思っています。なにしろ。ビザを取って住み始めてからが、本当にサポートが必要になるからです。あたりまえですよね。

渡比スケジュール

 業者を決めたら、ビザ取得までに必要なスケジュールを決めます。この情報は詳しく書けません。なぜなら、クオータビザ取得専門を謳っている悪徳業者に、この情報をさも自分の会社の情報であるかのように悪用されるのを防ぐためです。
 ただ、ざっくりというと、だいたい合計3~4回の渡比が必要で、最後の渡比は、パスポートを預けなければならないため、結構長めに行く必要があります。
 悪徳業者は、この各3~4回の渡比のそれぞれの滞在日数を明示できません。そりゃそうです。ビザなんて最初から取る気が無いのですから、実際に何日かかるかなんて知るわけがないのです。ですので、悪徳業者が言う滞在日数はすべてでたらめです。

費用はいくらかかるの?

 非常に大事な情報です。クオータビザ取得に、実際に私が業者に支払った総額は150万円です。これに、一時的に5万米ドル相当の金額をフィリピンの銀行に入れて、残高証明を取る必要があります。これは、ドルでなくても、円建ての口座に日本円を入金してもOKです。ドルに変えると為替の関係で損をする可能性があるので、円建ての口座を作って日本円を入金するほうが得策です
 ビザ取得の代行手数料は、どんなに高くても2019年現在で170万円以下です。これに、渡比のための飛行機代とホテル代がかかります。筆者はフィリピン航空のビジネスクラス+シャングリラまたはDusitThaniクラスのホテルに長期滞在していたので、結構な金額がかかりました。笑。しかし、マカティ地区に滞在していたので、暇になる事もなく、楽しく待ち期間を過ごしました。
 クオータビザの取得手数料が180万円を超えるような業者は絶対に信用してはいけません。すべてぼったくりです。もしも、クオータビザの取得をご検討なら、筆者に連絡ください。取得費用150万円前後の良心的で親切、ビザ取得後も様々なところで頼りになる信頼できるなコンサルタントをご紹介いたします。
 また、前金でいくらか払って、あとは成功報酬でというのは絶対に信用しないでください。なぜ取得費用を前払いで払わないといけないのでしょうか? 答えは簡単です。袖の下を取られているからです。いくらフィリピンの悪徳官僚といえども、袖の下を成功報酬で請求するほどバカではないことはちょっと考えればわかりますよね? 

契約書?

 さて、これも非常に大事なことですが、良心的なコンサルタントは契約書など作りません。必要が無いからです。手数料を支払った事実は、領収書や受取書によって証明されていますから、もしもトラブルになったら、その領収書を根拠に争えば良いだけなんです。
 クオータビザ取得の悪徳業者は、契約書というものを持ってきますが、まずここで注意しておきたいのは、契約書というのは、双方のサインを書いて初めて成立するもので、一方的に顧客側だけがサインし、顧客側だけに不利な内容の書面は、契約書とは言いません。日本では「覚書」くらいの間隔です。
 では何故こんなものを書かなくてはいけないのか?理由は簡単です。その書面をよくご覧ください。クオータビザが一定の期間内に取得できなかったら、返金なしのキャンセル扱いになる等という言語道断な項目があるとおもいます。そうです、最初からビザなど取得する気が無いのです。手数料を払わせて、一定期間放置し、契約書の内容にしたがってキャンセル。という流れになります。
 良心的なコンサルティング会社は、クオータビザに特化した契約書など作りません。すべて責任をもって取得するわけですし、ビザ取得の依頼をした事実は、電子メールや領収書などから容易に証明できるからです。
 もちろん、どうしてもちゃんとした書面で契約したいという方は、そのように依頼すれば、ちゃんとしたものを作成してくれます。決して消費者だけが一方的に損をするような内容のものは作ってきません

かかった期間は?

 筆者が、コンサルティング会社にクオータビザの取得をお願いして、取得手数料を振り込んでから、実際にクオータビザを受け取るまでにかかった日数は4ヶ月でした。コンサルティング会社の社長に聞いたところ、25年間でビザの取得に半年以上かかったケースは無いとのことでした。頼りになりますね。

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